伊豆山の復興と熱海温泉街の夜を元気にする
熱海復興夜鳴きらーめん
CONCEPT
2021年7月に発生した熱海・伊豆山土石流災害。
その直撃を受け被災し現在は、熱海市多賀で工場を再開したコマツ屋製麺と、1年半という短い営業ながら地元熱海の方に愛された幻のらーめん旧・麺屋海(熱海市中央町)の店主(現・熱海飯店)による、温泉街熱海の夜の町の新定番「熱海復興夜鳴きらーめん」を、今なお続く被災地の復興の願いを込めてコラボレーションという形で、静岡の食材を使って復活させました。
麺 「コマツ屋製麺」(熱海・伊豆山)
1887(明治20)年に伊豆山で動力に水車を使う精米・製粉店として、創業したコマツ屋製麺。
旧麺屋海では、栃木県の製麺所から佐野らーめんの特徴的な平打ち縮れ麺を仕入れていたが、今回はコマツ製麺と熟考を重ね、選定した復興夜鳴きらーめんのスープにあう太めの縮れ麺を用意いたしました。
スープ 「株式会社丸藤」(熱海・網代)
麺屋海のスープは鰹節と昆布をメインにした魚介スープ。
そのメインとなる鰹節と昆布は、熱海市網代で「されど鰹節、この道一筋」の精神で熱海ブランドとして発信している株式会社丸藤から仕入れている。
そこにアサリを長時間煮出し旨みを凝縮した特製の風味をいれて、作ったスープは熱海の海をイメージした特製スープです。
海苔 「小沢ひもの店」(熱海・銀座)
小沢ひもの店は、熱海で和銅3年(710年)より続く熱海で最も古い干物店です。
その小沢ひもの店が選定した地海苔は香り豊かでどこか懐かしい磯の香りを思い出します。そんな地海苔をふんだんに使い熱海の海の香りを再現します。
野菜 「株式会社キヨミ」(熱海・伊豆山)
ラーメンの薬味として使われている玉ねぎは、
昭和10年に創業した老舗「キヨミ」から仕入れています。
現在は弁当屋として有名ですが、原点は八百屋。
間違えようのない目利きで美味しい野菜を届けてくれます。
ラーメンの薬味といえば長ネギを想像する方も多いでしょうが
店主の地元・千葉のラーメンのように
「玉ねぎ」を使うところも特徴の一つとなっております。
焼豚 「静岡ミート」(静岡)
夜鳴きらーめんの焼豚は、静岡県内のお肉屋さんからその季節に応じて仕入れております。
製法は店主の地元千葉の故郷の味「竹岡」で生まれたチャーシューの製法を使い、
独自にブレンドした醤油で長時間じっくり煮込んだ特製焼豚となります。
またこの煮込んだ醤油はかえしとして夜鳴きらーめんにも使用しております